釣りバカGちゃん釣行記

釣行記  日々のこと  想い出

山高きが故に貴からず 樹有るをあるを以て貴しと為す①

 8月30日
 おはようございます (●'◡'●)
昨日 あゝ空が高くなったな~ たまには山に行ってみたいなぁと思ったせいか 先刻
Gちゃんのトラウマ(?)とも言える 夢というのか・・感覚と言えばいいのか? を感じて
目を覚ました。
 もう45年も前の初冬のこと Gちゃんは新しく買ったEBスーパーグラットンという岩登
り用のクツを試そうと埼玉県飯能市の郊外にある日和田山という山に来ていた。
ここには男岩・女岩と呼ばれる高さが10~15mぐらいの岩場があり、いつもトレーニング
する人達で賑わっていた。
 Gちゃんの新しいクツはラバーソールと呼ばれる いうなればレーシングタイヤの晴天用
みたいに溝が全くないツルッとしたゴム底 登るときは接地面をなるべく大きくとり、
フリクション(摩擦)により支持力を得るというものだった。
 靴下1枚履けばもう足が入らないようなキツキツのクツに無理やり足を入れ、紐をきつく
締める。自己確保もせずに端から昇り降りを繰り返す 長い時間履いてられるクツではない
なとか 傾斜が緩めのスラブ(雪崩で磨かれたような一枚岩)では快適だろうなとか思い
ながらトレーニングを続け、足も痛くなってきたし・・もう帰ろうかと思った瞬間 右足が
”ズルッ”と滑る不快な感覚。落ちた高さは約10m 怪我は右足踵の骨折・左太腿の裂傷
(10針ほど縫合) それほどの大怪我でもないし、普段の生活のなかでは忘れているのだが
人間の脳というのは怖ろしいもので、数年に一度この ”ズルッ” を再現してくれるww


 前述のスラブ傾斜は緩くてもホールドが少なく 難しいフリークライムとなる。


 スラブのフリークライムとは正反対の鉄の時代の名ルートと呼ばれる谷川岳一ノ倉沢
の衝立岩を攀じるGちゃん


 目が覚めた理由だけでこんなに長くなってしまったww


 続きは明日にします。


 今日が皆様方にとってよい1日となりますように 💖