房総最奥地に森林軌道の遺構を辿る 起点~片倉ダム
おはようございます (●'◡'●)
お久しぶりですねww 毎日仕事に追われ、更新する余裕がありませんでした ~(>_<。)\
などと言い訳してもしょうがないので、早速昨日の記事を書いてみましょう。
はじめに
森林軌道とは、木材搬出のために敷設された鉄道の一種で、特に木材を積んだ貨車を人力や自重で単独運転するものを指します。これは機関車で列車を編成して運材する森林鉄道とは区別されます。
背景
一人の先駆者、仮にY氏とする。彼は廃道マニアであり、森林軌道ファンでもあった。
約15年前、亀山ダム近くの廃林道を探索していた時に一人の古老と出会い、話をする機会が
あったそうだ。その老人は狩猟で近辺の山・谷を歩き廻り非常に詳しかったという。
その老人が言うことには、「衛星管制センターの奥にある尾根を越えると、片倉ダムに注ぐ
沢がある。その沢には木を切るためのトロッコがあった。今でもレールが捨ててあり、最奥
には幅2m・長さ500mぐらいの隧道がある。」それを聞いたY氏は数年をかけ、探索をした。当時 千葉県には森林軌道は存在しないことになっていた。営林署の記録もなかったそうだが、彼の尽力のおかげで現在では小坪井軌道の名で認められている。
起点から片倉ダム
この冬一番の冷え込みだった今日 沢装備と水に入る可能性も考えて胴長を持ち、いつもの
道の駅へ向かう。かなりの大荷物になってしまったww
道の駅から暫く亀山方面に戻り、ダムを渡って片倉の集落を目指す。
片倉ダム
ダムから笹川下流を臨む。右岸側、川面と市道の間の急斜面のどこかに軌道跡と隧道が
隠れているはずだ。
ダム下流にある新片倉𣘺を渡る。片倉の集落まではもうちょっとだ。
片倉の集落を抜けると、赤い鳥居が・・遠目には普通の鳥居だが、近付いて見ると、
なんと!! 塩ビ管で作ってある (⊙_⊙;) ウン 補修が楽だろうし・・イイかもww
笹川の蛇行が作り出した舌状地に廃屋があり、若い植林地が広がっている。残念ながら
廃屋と製材所との因果関係は不明。(帯鋸でも残ってないかと思ったが・・)
広場の外れにダム放水時の無人警報システム。
ここで階段に座り込み小休止と着替え、ここから胴長で歩くことにする。
崩落ドで斜めになっているが、ここが軌道面だろう。
暫く進むと、孔、穴、アナ・・これらは隧道とは関係ない この地方でよく見られる
二五孔といわれるもので、主に用水路として使われているらしい。
内部はこんな感じだ ウ~~ン 二尺*五尺の小穴とはいえ、大変な労力だっただろう。
左岸から右岸に移り、杉林の中の平場(軌道面?)を探しながら進んで行く。
新片倉橋の下をくぐり抜けると、橋から降りてくる階段があったが、廃道となっている
ようだww 廃遊歩道を超え、そのまま50mほど進むと・・
!!!
ありました「一号隧道」とします。あったのはいいけど・・開口部の高さは50~60㎝位
でしょうかww 仰向けに寝転がり、尻と背中で尺取虫。足からズルズルと進入して行き
ます。
右端の黄色はザイル 傾斜も緩いし、必要とは思いませんが、外に立ってた樫の木と盟約
を結び、フィックスしました。「100年ほど前から時の流れが止まってしまっている隧道
内から無事に現世に戻してくれ。」と。
内部は驚くほど保存状態もよく一安心。出口の明かりも良く見えている。目測で120~130mぐらいだろうか? 水没しているが、それほど深くはなさそうだ。Gチャンの胴長は
125㎝までは大丈夫だから、なんとか行けそうだ。
水の中に一歩踏み出す。ズブズブズブ・・水は深くはなかったが、泥が深かった~(>_<。)\
膝上まで泥に埋まった足を抜こうとすると、反対側の足がズブズブ・・ウ~~ン 無理かな
と思いながらも前進する。下の画像で右壁にぶら下がっているコウモリ君。あの辺りまで
行くと、ついに胴長の限界となり、引き返す ಥ_ಥ
これだけGチャンが暴れてても微動だにしないコウモリ君。
約束どおり樫の木に助けられながら外界に出てきたGチャン。今度はダム上流に向かう。
長くなるので一旦終わりにする。
道の駅の外れに咲いてたスイセン・・もうそんな時期なんだねww
北の国では吹雪だとか・・悪天候に負けずに頑張りましょう。よい一日を 💖
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