釣りバカGちゃん釣行記

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釣り馬鹿Gちゃん釣行記 行川アイランド跡地

 皆さんは勝浦市にあった行川アイランドをご存知だろうか?
もう閉園して20年もたつというのに JRの駅名は行川アイランドのままだ。
まぁ 駅名を変えるとなると莫大な金も掛かるだろうし、仕方ないのかも知れない。


 前にも書いたが、Gちゃんの冬の釣りはアイランド跡地の海側が 全釣行回数の90%以上
だろう。
 運営会社の倒産による閉園だから 当然管財人によって管理されていると思う
Gちゃんには その辺の事情はよく分からないが 正面入り口はご覧のように閉鎖されてはいるが、45ヘクタールもの土地を完全に封鎖するのは不可能だろう そこで廃墟探検とか、
すぐそばの”おせんころがし”と一緒に心霊スポット巡りの若者の横行を許すこととなる。
 Gちゃんも一度 海が荒れ 通常のルートが危険と判断し、(緊急避難)という名目の
もと跡地を通り抜けたことがある。

 無人駅ではあるが、綺麗な待合室と券売機

海側から見るアイランド跡地

 ホテル跡 5階建てぐらいのホテルがあり、一人で夜釣りに来たときなどは ホテルの明かりにずいぶん勇気付けられたものだったが・・

 封鎖されている正面入り口のトンネル内部
ここで○○大学廃墟探検部と書き殴ったカラースプレーを見 写真を撮って学校に送り付けようかとも思ったが、Gちゃんも同じ不法侵入の身 苦笑して他の出口を探す。

 さすがに軍事施設の跡だけあり、彼方此方トンネルだらけだ。一説では弾薬庫あととか
防空壕跡とか聞いたが・・敷地内をウロウロしてるうちにやっと抜けていけそうなトンネルを見つける。出口が明るく見えている。

 アイホンの照明を点灯し中に入ろうとした瞬間 トンネルの上と右手の藪を踏むガサガサ
っという音と ”ウォ~~~ ウォ~~~”という声 ビクッとするが、Gちゃんにとっては
馴染みの声 キョンの吠え声だ。 心霊スポット巡りの若者を脅すにはちょうど良い声だろうと 持っていたおむすびとサンドウィッチをその場においてトンネルを抜ける。
 抜けた所のチョットした広場には幼児用のカバの滑り台が捨てられていた。栄枯盛衰は
世の常とはいえ、無常観を持ったGちゃんでした。

 ここからは 5分ほどで資材の搬入に使われていたと思う舗装道路に出、そこから さらに5分ほどで広い駐車場の一番奥に出ることが出来ました。


今日もお付き合い下さり、ありがとうございます。