釣りバカGちゃん釣行記

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山高きが故に貴からず 樹有るをあるを以て貴しと為す②

 8月30日
 こんにちは (●'◡'●)
続きです この「山高きが故に貴からず 樹有るを以て貴しとなす」という言葉は平安時代
末期から使われていた教科書(?) 「実語教」に収められている一節で、次のように続き
ます 「人肥えたるが故に貴からず 智有るを以て貴しと為す」 なんだかなぁ・・
平安時代は太った人が貴かったのかww


 日本の3000m峰 21座 世界の8000m峰 14座 それぞれが神々が座す所として信仰の
対象となったり、麓の人々から畏敬の念をもって眺められていた たしかに高い山にはそれ
なりの魅力があるものだが、Gちゃん達は「山高きが故に貴からず 岩有るを以て貴しとなす」と言いながら岩壁を持つ山を巡っていた。山行回数が最も多かったのは谷川岳2000m
にも満たない山だが、昭和6年 上越線の開通から2012年までに805名という遭難死者を
数える 神々が座すどころか、悪魔が座すと言ったほうがいいだろう。 ここがGちゃんの
ホームグラウンドだった


 このアングルの写真はご覧になったかたも多いだろう。「谷川岳の美味しい水」と銘打って自販機にも多く使われていた。



 だが、ここには登山者が多すぎる。先行パーティーがいて時間待ちなんかはいつもの事
で、落石による危険などもあった。おまけにルートファインディングなど必要もない。
ただ残置されているハーケン・ボルトに導かれて登るような状態だ。


 そこで目を向けたのが新潟・福島の分水嶺となっている山々。
越後駒ヶ岳・鬼が面山・御神楽岳だった。
 越後駒ヶ岳は古くから信仰の山として多数の登山者を迎えていたが、佐梨川流域の岩壁
群はまったくの手付かず。別にパイオニアワークを気取るつもりはなかったが、壁の写真
を何日も眺め、ルートを決めて登るのは谷川にはない楽しさがあった。



 さらに鬼が面山(1465m)、御神楽岳(1380m)にいたってはどこだそれ・・? という人
が多く 説明に困った記憶がある。


 付近に在住のブロガーさんのウォーキングコースから見える守門岳 そこからの位置関係
を示した地図だ まず御神楽岳

 鬼が面山


 もうあの頃の体力はないし、おまけにGちゃんの体には人工関節なども入っている。
当然 登山など望むべくも無い筈だが、それでも時に 無性に行ってみたくなる
Gちゃんだ ಥ_ಥ


 年寄りの昔話に付き合ってくれてありがとう。


 良い午後をお過ごし下さい 💖