釣りバカGちゃん釣行記

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釣り馬鹿Gちゃん釣行記 岩登りのこと

 人はなぜ山に登るのか?
ジョージ・マロリー(英)の Because it's there(和訳;そこに山があるから)というのは
有名な言葉だ。


 Gちゃんが敬愛するセミテの怪人 バッツォ(コウモリ野郎の意)はその言葉を引用し
「そこに山があるから。しかも僕らは頭がおかしいから!」と答えている。
ワルぶって 「人生万事 道化芝居さ」と嘯き、ヨセミテの大岩壁を次々と登る彼に
憧れたのは Gちゃんも頭がおかしいからだろう。


 両手両足を1~2cmの岩の突起に置き 300mも切れ落ちた虚空に身を置く
確かにまともな神経で出来る事ではない。
だが Gちゃんはその瞬間にこそ生の喜びを見出してたような気がする。そして その
瞬間こそが岩登りの醍醐味と言えるだろう。


 若い頃 山の道具と交通費でいつも金欠状態にあり 自然 近くの山に行く。それが
谷川岳だった。
 「来てみれば 聞きしにまさる 一の倉 若き命を 永久に包みて」
 「山々に 山がすべてどあらねども すべてを賭けて 悔いることなし。」
上記 二首は一の倉で亡くなった方の遺族が レリーフに記したものだ。
残された者の深い悲しみがよく分かり、自分の両親にはこういう思いはさせたくないと
肝に銘じたものだ。


そんなGちゃんだったが 盆休みなどの長い休みには遠く 穂高や剣岳に行くこともあった
初めて行った剣岳 そこでGちゃんは大好きになるルートを登る。いつも井戸の底に
いるような 一の倉とは違って開放感でいっぱい 前を見ると富山平野の向こうに日本海
が広がり、後を見ると北アルプスの殆どの山が見える。


  剣岳チンネ左稜線という。このアングルだと一つの岩峰みたいだが・・


横から見ると ↓ こう。この左のラインが左稜線だ。



www・・ 書いてるうちに支離滅裂に・・


まぁ 要するにGちゃんは頭がおかしいということだ


くだらない思い出話つきあってくれて ありがとう ではまた~^^