釣り馬鹿Gちゃん釣行記 ちょっと怖い話
つきのわぐまさんに捧げるブログです^^
ウワ~~ッ!! すごいホタルだね
当時 沢登りにはまってたGちゃんと鬼さん
パイオニアワークを気取ってた訳ではないが、ガイドブックに載ってない沢ばかりを探して
登っていた。
その日は奥多摩方面にということで Gちゃんが運転しながら 鬼さんが助手席から左手
の川を見ていた
「あっ ここなんかどう? ほら あそこで左に曲がって きっと大菩薩峠と柳沢峠の間
に出るんだね~面白そうだよ」と鬼さん
「ウ~~ン」とGちゃん たしかに言うとおりなんだが、Gちゃんが気乗りしないのは
そこが 関東最恐の心霊スポットと言われている 花魁淵の150mぐらい下流になるこ
と 言い伝え通りなら遊女たちの遺体が流れ着いた場所ではないのか・・
まぁそういう話をしてこわがらせのもな~~と思い時計をみる。
08:45 Gちゃんの頭の中→(沢に5時間 稜線にでるのが14:00 急いで下山すると
車に17:00にはつく よし行こう)→甘かった ><
沢そのものは楽しい沢だった 小規模ながらも滝が連続するし・・ただ鬼さんの動き
が悪い。普段からは信じられないようなトロさ・・あげくの果て「お腹すいて もう
動けない」と・・食料はいつもとと同じ量だ。行動中はほとんど食べないGちゃんの
分も全部たベさせ なだめすかして稜線に出たのが17:00 暗くなる前に車になんて
絶望的だ。
こうなったら 遠回りになっても なるべく広くわかりやすい道をと思い、柳沢峠に
出ることに。18:30
「車まで走っていって取って来るからここで待ってられるか?」とGちゃん
「どのくらい?エッ 2時間・・ヤだ怖い」と鬼さん
仕方なく 二人で車に向かう 無言・・・車が見えてきたあたりで鬼さんが急に
ウワ~~ッ!! すごいホタルだねと嬉しそうな声を上げる。22:00
たしかにすごい 辺り一面 青白い光にみたされている。川の崖のほうに歩み寄ろうとす
る鬼さんを車に押し込みすぐに発車。手が震えタバコの火がつけられない。
青梅の街中に入った時点で落ち着いたGちゃん・・鬼さんに事情を説明
あそこがどういう所かということ
ホタルの時期は大きな源氏ボタルが6月 平家ホタルはそれよりチョット遅く7月から
8月中旬であること
今は10月の頭であること
今でも あの時の鬼さんは引っ張られてたと思うことがあります。
わぐまさん 見てくれた?
ではまた~^^
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