釣りバカGちゃん釣行記

釣行記  日々のこと  想い出

釣り馬鹿Gちゃん釣行記 軌跡 1

 

 子宮に癌が見つかった。「まだ初期だから大丈夫だよ」と言われても 病気に疎い
Gちゃんはオロオロするばかり。


入院の準備をしながら 身の回りの整理をしている鬼さん その背中がやけに小さく
見える。一人の女性としてのコイツに俺はなにをしてあげたんだろう?と自問する
いつもいつもGちゃんの身勝手な行動で苦労ばかり掛けてきた。退院してきたらせいぜい
労ってやろうと心に誓う


入院2日前二人で東京の下町にある女性の下半身の病気に御利益があるという神社にお参りに行くが Gちゃんあまり派手な神社は好きじゃない。だからあとで好きな神社にお参り
に行くことにする


入院2日目 千葉県長南町にある古い観音様へお参りに行く。病気に御利益があるかどうか
は知らない 子授けの神様だから その手の病気にも強いだろうというGちゃんの思い込み。神様にとっては迷惑な話だろう
駐車場から奥に続く参道 落ち着いた佇まいだ。やはり神社とはこうであって欲しい。


参道の途中にある子授け穴 この穴をくぐり抜け、観音様にお願いすれば子宝が授かる
とか・・Gちゃんが授かっても困るが、とりあえずくぐり抜ける。

穴を抜けたところに鎮座する観音様 一生懸命お願いした。

ここから 少し登ると山門

本堂 御守り札を頂き、鐘楼へ向かう。

 鬼への愛情 自分に対しての侮蔑・憐憫・憎悪・自尊それらの感情すべてを込めて
1回だけ鐘を突く。余韻が収まらないうちに鐘楼をあとにした。


 駐車場に咲いてた紫陽花



6年前の初夏のことです。


鬼さんは 今も元気にGちゃんを虐めてます  ではまた~^^