釣りバカGちゃん釣行記

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釣り馬鹿Gちゃん釣行記 少年期の釣り

 11月18日
 おはばんは^ ^
最近よく子供の頃の釣りを思い出す。これも歳のせいかな?


 当時の子供たちの釣りはまず釣り竿作りから始まる 初冬 ノコを持ち、子供の
守り刀『肥後守』をポケットにいれ竹山に出かける。直径3〜4cm 長さ4〜5mの出来る
だけ真っ直ぐなものを選び5本ほど切り出す。竹の種類は真竹だったと思うのだが、
定かではない。節の部分から出ている枝葉を小刀で削ぎ落として持ち帰り陰干しする。
 乾燥したら 曲がってる部分を焚火で炙りながら濡れ雑巾を手に持ち矯正する。
5本切って来ても使えるのは1本か2本だった。それにしても当時の子供たちに代々伝わ
っていたノウハウは凄いと思う。Gちゃんはこうして長さが違う竿を4〜5本は持って
いた。


 次はエサの確保だ。当然狙う魚によってエサも違うが土曜日の午後からヤドカリを
取ったり ゴカイを掘ったり ツルハシで岩を剥がして岩ムシ(イワイソメ)を取ったり
していた 潮回りが悪くエサが取れない時は魚屋に行き「おばちゃんアジちょうだい」
とアジを貰っていた。(Gちゃんは貰ったものだと思っていたが 母が後で払っていた
そうだ。)
 ヤドカリ

  ゴカイ

 イワイソメ掘り・・この系統のエサでは最強だろうが、取るのはちと面倒かな



 続いてGちゃんが好きだった釣りだ


 アラカブ(カサゴ)釣り アラカブはこの大きな口で何でも食べる。
釣り方は短い竿 重い錘を使ってエサを岩の隙間に落とし、あたりを待つ
この姿からは想像できない美味しさだ Gちゃんは味噌汁が好きで、釣って来ては母に
ねだったものだ。


 次は 昔も今も大好きなクロ釣り。クロというとクロダイと混同されるかもしれな
いが、長崎ではメジナのことをクロと呼んでいた。

 クロ釣りのエサは ⬇️これ フナムシだ 当時のGちゃんたちには、手に入れ易く
最高のエサだった。 

 フナムシの捕まえ方 フナムシを1匹づつ捕まえるのは大変だ。
ヤツらは通常ジメッとした岩の隙間などにこういう風に群れている。そこで平たい石の
裏に魚のすり身なんかを塗り、その隙間に蓋をするように置く。これを4〜5箇所仕掛け
最初に仕掛けたところに戻り、石ごとバケツに入れ、ムシをふるい落とす。
1箇所につき30〜40匹はついていたと思う。これで2回も回ればバケツに1/3ぐらいは取れ
ていた。取れたうちから30匹ぐらいを別容器に移し、残りは流木などを利用してグチャ
グチャに潰す。それに倍ぐらいの砂と少しの水を入れてよくかき混ぜ 今でいうコマセ
の出来上がりだ。あとはそれを団子状にして投げ込みながら別容器に移したヤツをエサ
にしながら釣るだけだ。


 こうして思い出しながら書いてみると、当時の小学生 恐るべしだな。
 今度 同じ方法でやってみようかなと思うGちゃんだ。
 ではそろそろ寝るとしよう お休み 💤 💤


 皆様もよい夢を❣️