秘境と呼ばれる観光地
6月14日
こんにちは (●'◡'●)
今日は福島県側から尾瀬に入山するときに通る檜枝岐という村について話してみます。
福島県南会津郡檜枝岐村(ひのえまたむら) Gちゃんが好きな山村だ。
かつては日本最後の秘境といわれていた。
平家落人伝説があり、男の子が産まれても鯉のぼりは上げないとか 色々目立たない生
活を送っていたらしい。
Gちゃんが初めて行った昭和50年代前半 村はまだ秘境としての体面を保っていたと思う
ところが、3年前に行ったときには大きく様変わりしていて、道路は素晴らしい舗装に
なっているし、道の駅までできていた。
駐車場には多数の観光バスが停まっている。これがあの村かと目を疑ったが間違いない
秘境は秘境のままで・・というのはそこに居住しない人間の我儘であることは重々承知
しているのだが、淋しさは拭えない。
ハーブ園のなかに建つレストラン 昔は蕎麦屋が2件あっただけだったが。
江戸時代から伝わる桧枝岐歌舞伎もライトアップされ かつてのイメージは無くなって
しまった。
観光協会が出来、宿泊施設も多数ある。これからもますます発展していくのだろう。
オートキャンプ場まである。
村が観光地として発展し、多くの観光客が訪れる。それは村のためにはいい事だと頭
の中では理解できていてもやっぱり淋しい。
かつての収入源は山菜取り・木地加工・狩猟(この辺りは熊口密度?が非常に高い)
だったそうだが、観光事業が発展していく現在 村人たちは今の安楽な生活を得るため
に捨て去った物に気が付くことはあるのだろうか?
山が好き・自然が好きな老人の愚痴でした。秘境は秘境のままであってほしかった。
皆様方はよい午後をお過ごし下さい。
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