釣りバカGちゃん釣行記

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釣り馬鹿Gちゃん釣行記 妙義山

 9月23日
 こんにちは^^😃
皆さんは妙義山という山をご存知ですか? 赤城山・榛名山と並び上毛三山に数えられる
山です。峨々とした山容で、ちょっと霧がかかった時は まるで水墨画の世界になり、水
滸伝や西遊記の挿絵みたいになります。
 Gちゃんこの山は碓氷峠方面から見るのがすきなんです。
たかだか標高1100mぐらいなんですがなかなか 恰好いい山です

 昔の言葉に 『山 高きが故に尊からず・・・』というのがあります。当時は
山=生活の場=林業という考えが定着してたのでしょうね。この・・・のところには
『木あるをもって尊しとなす』と入るのですが、Gちゃんたちは『山 高きが故に
尊からず 岩壁あるをもって尊しとなす。』という考えでした。
 この山にはGちゃん21歳のころすごくいい(?)思い出があるんです。


         

 

          

          ※ 画像おかりしました
 
 この山の 一般に裏妙義と呼ばれるところにロックガーデンという岩登りの練習場が
あるんです。
 21才になったばかりのGちゃん 一人でここで遊び、さぁ帰ろうとバス停に向けて
歩いてた時です。後ろから来た車がGちゃんを追い越して急停車し、中から二人おりて
来ました。
  
  男 「どこ行くんだ?」
  G 「どこって・・家に帰るんだよ」←かなりムカついてる。(-"-)
  男 「家はどこだ?」
  G 「なんだこれ?職質か?それならそれなりの手順があんだろ!」←すでに臨戦態勢
 そうです 止まった車はパトカー降りてきた男は警官でした。
  男 「いいから答えろ!」
  G 「・・・・・」
 ここでもう1台パトカーが 応援を呼んだらしい 後から来た年配の警官 この方はちゃんと警察手帳を提示し、普通に(かなり慇懃無礼)話してくれました。
  男2「ここじゃ~何ですから署のほうにご同行願えますか?」
黙ってパトカーに乗り込むGちゃん・・これはただ事ではないとwkwk
下仁田の警察署につくと取り調べ室で 今日一日の行動を説明 今度はちゃんと住所・氏名
電話番号も素直にはなしました。争点になったのは登山する服装じゃないという点・ザック
にぶら下げていたヘルメットの件 でしたがGちゃんが部屋の床にザックの中身を全部出したことで理解してもらえました。
 帰ってもいいという時に丁度部屋に来た最初の若い警官に
  G 「おい、人を2時間近く拘束して謝罪の一言もないのかよ?」                
    男 「・・・・・」
  男2「そうだ駅まで送って差し上げろ」
  G 「送ってくれるなら、松井田より前橋がいいな」
 と前橋駅まで送ってもらいました。


 それから2か月後あの悍ましい浅間山荘事件がすぐ近くで起こったわけです。
当時群馬県警は山中に潜伏してる連合赤軍を探してローラー作戦を実施してたのですね。
年齢も風体も・・まんまじゃん!というGちゃんが疑われても仕方ないことだったんで
しょう。
 後日 警察官も3名の殉職・27名の重軽傷者を出したという話を聞き、あぁもっと素直
に受け答えすればよかったと後悔したGちゃんでした。もう50年近く前の思い出です。


明日は鬼👹が帰ってきてGちゃんの毒もとれそうです。


今日もお付き合いありがとうございます。ではまた~~^^