釣りバカGちゃん釣行記

釣行記  日々のこと  想い出

釣り馬鹿Gちゃん 大河を遡る


もう大昔のことだ. 結婚前 Gちゃんと鬼奥(この頃は鬼ではなかった)は利根川を河口から源流まで歩いてみようと思いたった。勿論 河口から矢木沢ダムまでの300kmを一気に
歩ける訳もなく、各週末ごとに前回到達したポイントから歩くというスタイルで、1日約
40~50kmを歩き、電車で帰ってくる。(なお この時は荷物を軽くするため、カメラなど
もほとんど持って行かなかったので、文中の写真はイメージ画像と思ってほしい。)

 銚子大橋 長い旅の始まりでした。

 土手につながれていた山羊と戯れる鬼奥

 河口から約50kmぐらい(?)神崎大橋

 河口から約300kmぐらい 矢木沢ダム

 大勢の観光客と別れ、ダム湖沿いに ひたすらに歩く。時々地形図を確認し、あくまで
本流を目指す。今ならガイドブック的な資料があるのかもしれないが、当時はなんにもなく、分かっていたのは本流は大水上山に突き上げるということだけ。
 長く単調なダム湖沿いの荒れた工事用道路にもあきてきたころ それらしい沢に到着
地形図を見てもよく分からない>< このため ここが本流だと二人で決定。取りあえず
テントを張り腹ごしらえして寝ることに。ここまで来る間 ダム対岸で遊んでる小熊を
二回見かけたから ちょっと怖かったが、この頃のクマはシャイだったようで、すぐに
逃げていったみたいだ。翌朝から本格的な沢登り

 途中 沢の中で張り出した岩の下でツェルト(簡易テント)を被り一泊

 翌日 早朝から動き、日が傾きかける頃 稜線にでる。その稜線直下 小さな雪田があり
そこからポツン・・ポツンと水が滴っていた。振り返れば、細い流れとなり、流れ下る沢を見て感無量となった遠い昔の想い出。本当は違う沢だったのかもしれないが、Gちゃんと
鬼奥の利根川には違いない。