釣りバカGちゃん釣行記

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 ゆっくりでいいんだよ

 11月15日
 おはようございます (●'◡'●)
以前記事にしたことがあるのでご記憶の方はスルーして下さい
もう50年近く昔の話(正確には47年前) 当時Gちゃん25才 G父65才だった
山道具を整理しているGちゃんに
G父  「G 父さんなぁ死ぬ前に一度富士山に登ってみたいんだけど・・連れて行って      
      くれんかなぁ?」という相談 時期は9月の中頃だった これ以上遅くなるとい
     つ吹雪くかも分からないと思ったGちゃん・・
G   「おうそれなら明後日行こうか?」とかなり無茶ぶりww


 ただGちゃんだけだとなんかあった場合に対処が難しいと思い、岩登り仲間のY君を引っ張り込んだ 当日は朝4時に家を出てスバルライン5合目駐車場に6時頃ついた。どんな
走り方をしたのかGちゃんもG父も寝てたから分からないww


 歩き始めた時にGちゃんが言ったのは「ゆっくりでいいんだよ 意識的に歩幅を小さく
して行こう」だった。8号5勺辺りで少しバテたようだったが無事に登頂
影富士も見ることが出来たし、なんと親孝行な息子だと大満足したGちゃんだった



 ところが、富士山の2週間ぐらいあと、今度は槍ヶ岳に行きたいと言い出したG父
「槍~~?」とGちゃんが難色を示すと 巧みに弱点をついてくるG父
「交通費は当然父さんが持つし、他に日当2万円だすぞ」 そこまで言われたら孝行息子
としては行かざるを得ないww
 10月20日前後だと記憶しているが、相変わらずノンビリ歩く 梓川に浮いている鳥
を数えたり、イワナを眺めながら登って行く 槍沢上部 坊主の岩小屋あたりで舞い出した
雪が本降りとなり、肩の小屋まで行く予定だったが、殺生ヒュッテに逃げ込む。
 翌日はドピーカン 所々凍った場所もあったが、ザイルを出して引っ張り上げ、無事に
登頂


 それ以後はGちゃんにどこか連れて行けということはなくなった。
話によると鋸山で中高年のハイキングクラブの方々に拾われ、行動を共にしていたそうだ。


 その父もトレーニングと称し、毎朝20kmほど自転車で走っていた時に自転車同志接触
転倒して脳挫傷で他界した 77才の時だ


 その父が晩年よく言っていた「北アも南アもいいけど、房総の山も面白いぞ」という言葉
に習い、ゆっくりでいいんだよと自分に言い聞かせながら歩いているGちゃんだ


 父さん 一緒に富士山に行った時の父さんより7才も年上になったよ
あと5年で追いつくしねww まぁこれからもゆっくり歩いて行くよ。


さて 仕事にもどるとしよう


皆様方はいい1日を 💖