釣りバカGちゃん釣行記

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 初恋 54年間の自責の念

 2月12日
 こんばんは (●'◡'●)
 Gちゃんの初恋なんて遠い遠~~い昔のことです。そうですね~どのくらい昔かというと
あの頃は野山に行くと恐竜がたくさんいましたね。それほど昔の話ですww
👆 そんなワケね~~だろ!!


 昨日 54年もくすぶっていた自責の念・・「俺は一人の女性の未来を滅茶苦茶にしてしまった」という思いを少しだけ軽くする出来事がありました。
 普段は行かない幕張のイオンモールを歩いてた時の事
前方から来てた JCとおバァチャン風の二人 Gちゃんから2mぐらいの所で立ち止まり、
「G・・⁉」。Gちゃんを下の名前で呼び捨てにするのは71年生きてきて、一人しかいま
せん 一瞬固まったGちゃん やっと声を絞り出すことが出来ました。
G 「Kか・・よくわかったなぁ」
K 「なに言ってんのよ大事なヴァージン捧げた相手見間違えるほどボケてないよ」
  (オィオィ 孫の前でそんな・・ww)
K 「何年ぶりかしら」
G 「54年になるよ」⇦即答
孫 「ネェ おバァチャン この人がコーヒー券の人?」(孫 爆笑 その後Gちゃんに
   むかって、「おバァチャン4年前におジイチャン亡くなって淋しいんです 話相手に
   なってあげて下さい。おバァチャンまだあのコーヒー券持ってるんですよ じゃ私車    
   で待ってるからお茶でも飲んでくれば」と去って行った。


 コーヒー券というのはKの誕生日・・金欠のGちゃんの苦肉の策 画用紙で20枚の券を
作り、10枚は「この券1枚で○○館のカフェカプチーノをGに奢らせることができます」
残りの10枚は「この券1枚で○○館のブラジルをGに奢ることができます」という手作りの
券・・あんなもの捨てろよなww 恥ずい ಥ_ಥ


 Gちゃんが心を痛めてたのは、別れの日
G 「お前の両親が言うように、お腹の子は堕胎しろ 俺たちも終わりにしよう。高校まで
   退学させたのは悪かったとは思うけどもうKやKの両親とどう接したらいいのかわか  
   らないし、俺自身もわからないんだ。だから皆が言うようにこうするのが一番いい
   と思う。ここで見送るから・・振り向かずに家に帰れ。30年とか50年とかたって
   お互いを許せると思えたら、お茶でも飲みながら昔話したいな。もう行け」
これが54年前
そして昨日
K 「あの日ね どうしても家に帰りたくなくて、裏から回ってGが見送ってくれた交差点
    の近くまでいったのよ。G ずっとあそこに立って泣いてたよね。それ見てたらなん 
    かGの言う通りにするのが一番だと思えてね・・」
K 「その後 Gとのことも子供のことも全部知ってて、それでも優しくしてくれるEと
     お付き合いして24のときに結婚したの。 Gが学校やめて次の年に大検(大学入学資   
     格者検定)を受けて次の年 長野の大学いって、勉強はせずに、気が狂ったように
     山ばっかりいってたのも知ってた。 きっとGのことだから『俺はKの人生を台無し
     にした』とか思い悩んでたんだろうな。と思ってね胸を痛めてたわ。でも私の人生
     も捨てたもんじゃないのよ。 孫がねさっきの子を頭に8人もいるの。それだけでも
   幸せだってわかるでしょ?だからGが気に病む必要はないのよ。」
G 「そうか・・良かった。 淋しかったら電話しろ添い寝ぐらいしてやるからww」
K 「Gの添い寝か~寝相わるいからなww」


 一応 電話の交換はしたけど・・Gちゃんからかけることは無いし、Kからも掛かってくることはないでしょう。そういう女性です。
Kと話が出来、重荷がすこしだけ減ったのも事実ですが、彼女の将来設計を台無しにして
しまったのも動かしようがない事実なのであとはこの思いを忘れることなく、人生終盤
にむけて頑張ってみます。


 今日は釣りにも行ってきましたがその報告はまた明日にでも


 お休みなさい
 皆様方はいい夢を見られますように💖