釣りバカGちゃん釣行記

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 Gちゃんの馬鹿さ爆発ww

 10月24日
 こんにちは (●'◡'●)
早速 一昨日の続きです。 この素晴らしいゴルジュ(喉という意味 沢の両岸が狭まり
丁度喉のような形状になっている部分) を通り過ぎると沢は両岸も低くなり、源流の様相
を呈してくる。

 枝沢が増え、二俣が次々と現れるが、すべて右を行く

 この二俣も右 数少ない記録を見ると、この辺りから尾根を詰めた方が多いようだ
Gちゃんも傾斜が緩く登りやすそうな場所を探しながら歩く

 倒木を超えるのも飽きてきたので、この倒木を超えた先にあった小沢を詰める

 沢は急なナメ滝で、100mぐらいで終わった ╰(*°▽°*)╯

 沢の終了点から急な樹林帯を30mぐらい登ると、なんと高速道路のような立派な道路が
あった (⊙_⊙;) これが噂に聞く牛車が通っていたという古道か??
だとすると牛さんが可哀想だww

 なんとトンネルまである 向こうはどうなってるのか見にいくと、こちが側と同じで
急な樹林帯が沢に向けて落ち込んでるだけだったww シカとイノシシの専用道路か?

 ここでユックリ休憩する。オヤツはミニ黒棒 昔からGちゃんが好きな菓子だ

 この時点で時刻は13:30 もうキンダン川とか言ってられないww 急ぎ下山しなければ。 トンネルの傍に道標があった 左は加勢歩道 右は小仁田歩道 こちらは先週通った
林道に出れるだろう。加勢は土沢の左岸にある尾根上だ。どっちにしても3時間もあれば
充分だろう左の加勢歩道に向かう

 これはイノシシのヌタバというやつかな?gomaさんに聞いてみよう。


 急ぎ足で歩道を辿る ん? おかしい・・と思ったのは歩き出して1時間ぐらいたった
時だった。あれほどハッキリしてた道がいつのまにかケモノ道になっているww 無理せずに戻ることにして、分岐点を探しながら戻っていると下のほうに踏み跡が見えた。
迷わずその踏み跡に向かう。15分ほど降りてからこの道は沢にむかっていると分かった
だがもう登り直す時間もないww そのまま沢に降りる 時刻は15:30
 沢の中は17:00には真っ暗になる筈だ あと1時間半足元が見えてるうちにできるだけ
下ろうと先を急ぐが、17:00前には真っ暗になってしまうww
仕方なくヘッドランプを取り出し降りて行く。しかし限られた範囲内での明かりでは注意力
も分散されるのか、足も届かない深い釜に2度落水してしまった。そして最悪なことに
2度目の落水時にランプは釜の底へ ಥ_ಥ 拾い上げるすべもなく途方にくれるが、そうだ携帯と思いつく。だが普段使ったこともない懐中電灯の機能などどこにあるのか分かる
筈もなく、待ち受け画面のボンヤリとした明かりで足元を照らしながら下る。
 この辺りから激しい胴震いが出て来た。おまけに意識も混濁しているようだ たった3~5
mぐらいの幅の沢が滅茶苦茶広く感じるww 水面を見ても水がどっちに流れてるいるのか分からないww これは本格的にマズイと思い、小高くなった場所でシュラフカバーに潜り込みツェルトを被り、濡れないように大事にしてたタバコを吸う。小一時間ぐらいそうしていただろうか 震えは止まらないが少し落ち着いたところでまた下り始める。その場所から10分ぐらいで小櫃川の本流に出た。ダム湖に川が流入する辺りだ「腰か胸ぐらいで渡渉できないかな~」と渡渉地点を探すが携帯のボンヤリした明かりでは分かる筈もなく、トレッキングポールで深さを測ろうと前かがみになった時に足場が崩れ川に投げ出されるww
 15kgぐらいのザックを背負っての着衣水泳・・流されながら対岸を目指す せいぜい15mぐらいだろうが、とてつもなく長い距離に感じる。やっと足が着き、四つん這いで川原に
上がり盛大にリバースww そのまま仰向けになりたい衝動に駆られるが、なんとか立ち上がり車までの10分を歩く。
 車にたどり着きエアコンの温度を最高にしてすぐに走りだす。(だって車の周りにいる
モノが怖かったから) 国道に出て10分ほど走った自販機コーナーで温かいものを飲み、
身体を拭いて乾いたものを着る。その時点でやっと時計を見る余裕が。 0:50
ウ~~ン 9時間も真っ暗な沢のなかにいたのかww
 歩いてる間色々なモノを見、いろんな声を聞いた。 これが極限状態の精神と暗闇が見せる物であるのだろう。 遭難一歩手前というよりも遭難運よく自力で下山といったところか


 ちょっとした油断・ちょっとした過信が生死を分ける。自然とは怖いものだと再認識した
一日だった。


 さて 亀山湖周辺も一段落した。 今週末からは釣りだ ╰(*°▽°*)╯ 頑張るぞ!!


 皆様方はよい一日を 💖