勝浦市鵜原の海中公園から　ちょっと勝浦中心部に寄った所にある。
堤防では外房地区屈指の好ポイントだが、釣り座が先端部に限られるため　先行者が一人
でもいる場合はGちゃんは行かないことにしている。

　漁港から見る左の堤防　右側にも堤防はあるが途中切れているため行く人は希だ。
　Gちゃんも潮が引いてるときに堤防の基部を歩いて先端まで行ったことはあるが、
　比較すると左側の堤防のほうに軍配はあがる。

ここに行くには　漁港の船引場から一旦磯浜のゴロタ場に降り100mぐらい歩いて　堤防
基部に到達する。

　基部から先端を臨む

堤防先端より基部を臨む　左が港　右に磯伝いに行けば黒鼻の磯の沖　小さな岩礁が
点在する場所に出るが行く人は殆どいない。Gちゃんも春の大潮の干潮時（昼間)と
冬の大潮の干潮時（夜中）にウェットスーツ着装で5～6回行っただけだ。
足下にサザエが転がってるような所で最高のロケーションだったが・・(┬┬﹏┬┬)

　今日はこの堤防であった事を書いてみる。

Gちゃんが釣れた！！
 その日　Gちゃんは一人で夜釣りに来ていた。釣れない・・フグにハリスを切られるばっかりだった。腹立たしいが仕方ない。針を結び直す　最後に結び目を締めるのに①の部分を
犬歯で噛み　②の部分を右手で引っ張って締めるのだが、これをいい加減にすると　魚が
かかった時に針だけすっぽ抜けて　右の絵（通称ブタのシッポ）になってしまう。

堤防の段差部に竿を立てかけて　これをやってたGちゃん　その最中に風にあおられた
竿が倒れた。結果　②の部分が思いっきり引っ張られ　ハリはGちゃんの唇を貫通・・困った・・・ハリ先にはカエシがついてて簡単には抜けないww 魚の気持ちがよく分かる
病院も考えたが・・こんなマヌケな格好で行きたくない。
車に戻りカエシの部分をペンチで切断　口の中にペンチを入れなんとか抜くことに成功
まったく・・口にピアスなんか付けるヤツはどんな神経してるのか。。

土左衛門？？
何時ものように釣具屋でバカ話をしていた常連達。夕まずめの時間が近づいた頃
一人がGちゃん今日は何処に？と聞いてきた。　うん吉尾あたりでアジでも釣って来るわ
と答えると　店主（Gちゃんの師匠的存在）　やめといたほうがいいぞ　一昨日磯遊びしてて行方不明になった人まだ上がってないんだわ。ウッ・・と思うが　そこでハイやめます
とは言えないGちゃんww　じゃあすいてていいんじゃねぇ　と嘯き店を出る。
ああ言った手前行かないわけにはいかない。・・激しく後悔

アジは面白いように釣れた。2時間もしないうちに50はいるだろう。
ここでタナを落としクロダイでもと思ったGちゃん　仕掛けが底を這うぐらいまでタナを
落とす。そして20分ぐらいたった頃　それは引っかかった。
根掛かりかと　思いっきり引っ張れば・・近づいてくる。緩めればズ～～ンというかんじで
沈みながら潮にながされる。後になって冷静に考えれば　多分　石を抱いたカジメだろうとは思うが・・その時はそんな余裕はない。

　カジメ　こういう風に岩に根付かずに小さな石に根付いたものもある。

心の葛藤・・土左衛門なら引き上げてすぐに遺族のもとに帰れるようにするのが人の道
だろうという声　　嫌だ見るのも触るのも絶対嫌だという大きな声　ハイすぐにこちらの
大きい声のほうが勝ちました。

すぐにラインを切り片付けて帰って来たヘタレなGちゃんでした。。

今日もお付き合いありがとうございます。　ではまた～～＾＾